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Re 渡辺智の夏

 投稿者:高知のおじん  投稿日:2008年 8月 7日(木)13時03分19秒
  通報 編集済
  あの当時、高知でリアルタイムで見た者です。
あの年の高知県は、今の明徳1強と違い、4強(高知商、伊野商、明徳、高知高)全てが
横一線の高レベルの県予選でした。
伊野商は、決勝まで渡辺智が多少、体力を温存しながら投げていたため数字的に
飛び抜けてはいませんでしたが、他の選手も揃っており、やはり優勝すれば全国でも
トップを目指せるチームだったと思います。
明徳は前年夏甲子園8強のエース山本誠が残り、強力打線と組み合わさってチームのバランスは
4強内で最も良かったと思います。私は明徳優勝だと思っていました。
高知商は、四国潤・と言われた中山投手の腰痛からの回復次第、というところでしたが
高知大会準々決勝以降は甲子園大会時よりも気合も乗っていて、手が付けられない状態
でした。結果的には、高知、明徳、伊野商を全て破っての県大会優勝でした。
高知高校は、4強の中では打線は潤・でしたが、投手力が2年生エースの和田・1年生の
酒井の2枚でいわば次年度のチーム、といった感がありました。(実際、高知は翌年春の
選抜に出場し、左右の2枚看板で優勝候補でした。負けましたけど。)

また、チームの相性としては、明徳は伊野商業に滅法強く、伊野商業は高知商業に滅法
強い。そして高知商業は明徳に滅法強い、といった3すくみの状態で、伊野商-高知商の
決勝戦は実力伯仲だが、相性から言えば伊野商有利、といった下馬評でした。
結果は5-1ですが、高知商の5点のうち4点は、8回裏の無死1塁からのヒットエンドラン
の大博打が当たり、最後は満塁からのライト前ヒットが右翼手の前でイレギュラーして走者
一掃となったものであり、安打数もほぼ互角、奪三振は少し渡辺智の方が多かったかな、
内容的には2-1の試合だったと思います。

渡辺智が試合後「明徳だったらしょうがないけど、高知商にはほとんど負けたことない
からなあ」と悔やんでいた言葉が印象的でした。
野球に絶対はない、ということが再認識できた試合でした。
 
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